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子どもが勉強する所は、勉強部屋が一番でしょうか。
小さな頃を思い浮かべると、 家族のいるところや図書館のほうがはかどったり、 電車の中のほうが本に没頭できませんでしたか?
昔の日本の家は、ひとつの部屋でみんなで寝て、 食事して、おしゃべりして、怒られて…
いつも家族が一緒でした。 それが、個室スタイルになったために、 気遣いや心くばりが希薄になたのでは?
欧米は「個」を大切にしますが、孤独になりません。 それは、スキンシップの取り方が上手だから。 日本人はコミュニケーションの取りかたが違うのに、 なぜか個室にこもってしまいがちです。
個(孤)室は大切なコミュニケーションを孤立化させ、 身を守るという生存本能や闘争本能が 突出してしまいます。
ニートや引きこもりなど、現代の社会問題の要因は、 この辺りにあるのかも知れません。
例えば新聞を読むお父さんの姿が見える、お母さんがキッチンで
料理する音が聞こえる、本当の意味で“開かれた家”のことです。
五感に訴える家”は、どんな人にとっても
普遍的な快適性を備えた空間であるはずです。
そして、それらの空間に共通するキーワードは、
「家族のコミュニケーション」なのです。
「コミュニケーションを育む住環境」―それは、 「記憶に残る空間で人をもてなす」
日本の住文化にあるのではないでしょうか。
一例に、夏目漱石の住んでいた家があります。
時期を違えて森鴎外も住んでいた家で、
主に北側に生活のための間があり、
庭に面した間をおもてなし=コミュニケーションの 空間になっているのが分かります。
「頭のよい子が育つ家」の子供たちは、
いずれも子供部屋をもたない、あっても自室の机ではなく、
リビングテーブルなどで勉強をしていました。
その理由は、本人の能力や説明能力を
重視する最近の中学入試を見れば分かります。
この「考える力」「人に説明する能力」を身につけるうえで欠かせないのが、他人とのコミュニケーション。]
家庭内での会話のキャッチボールを通してこそ、
子供のコミュニケーション能力も磨かれていくものなのです。
シーモア・パパートという学者は、それまでの教育に大切な3要素
<「Reading(読み)」「Writing(書き)」「Arithmetic(そろばん)」>を、
3X<「Express(表現)」「Exchange(共有)」「Explore(探求)」>に変化させることにより、
従来の詰め込み型教育から考える力を伸ばす教育に進化させられると提唱しています。
例えば、有名私立中学に合格したある子供のお宅を見てみると、リビングから見える部屋の壁に、
両親が見えるように「夢」という習字を飾ってあります。
ここで、すでに「夢」という表現(Express)と共有(Exchange)が、
親子の間で実践されていることがわかります。
さらに、このお宅では親子共通の本棚を介して知的経験の探求(Explore)も行われていました。
コンセプト
子育てにいい住まい
Lesson 1
Lesson 2
Lesson 3
Lesson 4
ランドプラン
アクセス
周辺環境